毎日深夜2時まで働いて気づいた、忙しい会社員ほど『休む時間』を先に決めたほうがいい理由

仕事が忙しいときほど、

「この仕事が終わったら休もう」

「今週を乗り切ったらゆっくりしよう」

と考えてしまうことがあります。

私も以前はそうでした。

でも、今は少し違います。

仕事が終わったから休むのではなく、休む時間が来たから仕事を止める。

そう考えるようになりました。

きっかけは、複数の突発的なトラブルが重なり、毎日のように深夜2時まで働いていた時期があったことです。

朝9時から20時まで働き、家に帰って家のことを済ませたら、再び仕事。

土日もそれぞれ4時間ほど働いていました。

私はもともと体力には自信があったので、「まだ大丈夫」と思っていました。

実際、体は動きました。

でも、先に余裕がなくなったのは体ではなく、心の方でした。

この記事では、そんな経験から、私がなぜ「忙しいときほど休む時間を先に決めた方がいい」と考えるようになったのかを書いてみます。

目次

朝9時から20時、その後も深夜2時まで仕事をしていた

当時、単純に仕事の進め方が悪くて忙しかったわけではありません。

突発的なトラブルが複数重なり、自分自身が対応しなければ仕事が前に進まない状態になっていました。

朝9時から20時頃まで仕事をする。

家に帰ったら家のことをする。

それが終わったら、また仕事を始める。

仕事を終えるのは、毎日のように深夜2時でした。

さらに平日だけでは仕事が終わらず、土日もそれぞれ4時間ほど仕事をしていました。

当時は、

「今はトラブルが起きているんだから仕方がない」

「自分がやらなければいけない」

という気持ちが強かったと思います。

そして実際、自分がやらなければならない仕事もありました。

だから、仕事を減らすという発想よりも、自分が働く時間を増やすことで何とかしようとしていました。

体力には自信があった。でも先に心の余裕がなくなった

私はもともと体力には自信があります。

深夜2時まで仕事をしても、翌日になればまた仕事をすることはできました。

だからこそ、気づくのが遅くなった部分もあったと思います。

「まだ働けるから大丈夫」

そう考えていました。

でも、今振り返ると、体より先に心の余裕がなくなっていました。

その変化は、仕事にも表れました。

仕事中に焦ることが増えました。

管理職として部下と接するときにも余裕がなくなり、以前のように優しく接することができない。

そして、仕事だけではありません。

家にも仕事を持ち込んでいたため、家族との時間にも影響が出るようになりました。

家にいるのに仕事をしている。

子どもがいるのに、仕事のことを考えている。

その結果、家族の雰囲気まで悪くなっていきました。

私はトラブルを解決するために、一生懸命仕事をしているつもりでした。

でも、仕事をする時間を増やし続けた結果、

仕事にも、部下にも、家族にも、余裕を持って向き合えなくなっていました。

このとき、「体が動くから大丈夫」と考えるのは違うのかもしれないと思うようになりました。

「仕事が終わったら休む」では、いつまでも休めなかった

当時の私は、無意識に、

仕事をする時間 > それ以外の時間

という優先順位になっていたのだと思います。

仕事が残っていれば仕事をする。

終わったら休む。

時間が余ったら家族と過ごす。

でも、トラブル対応をしていると、仕事は簡単には終わりません。

一つ対応しても、また別の対応が発生します。

「これだけ終わらせよう」

と思って始めても、気づけば次の仕事をしています。

そこで気づいたのが、

仕事が全部終わってから休もうとしていたら、いつまでたっても休めない

ということでした。

仕事が忙しいときに必要だったのは、「早く仕事を終わらせること」だけではありませんでした。

仕事が終わっていなくても、一度仕事を止める時間を作ることでした。

夕方から20時までは、仕事をしないと決めた

そこで私は、働き方を少し変えました。

夕方から20時までは、家族を最優先にする。

その時間は、一度仕事をやめることにしました。

ポイントは、

「仕事が終わったら家族との時間にする」

ではなく、

「仕事が残っていても、この時間になったら一度止める」

と決めたことです。

トラブルがすべて解決しているかどうかは関係ありません。

メールが残っていることもあります。

やらなければならない仕事が残っていることもあります。

それでも、一度仕事から離れる。

家族と過ごす。

必要であれば、20時以降にもう一度仕事に戻る。

この順番に変えました。

私にとって「休む時間を先に決める」とは、長期休暇を取るような大きな話ではありません。

仕事をしない時間を先に決めて、その時間を仕事に奪わせないことでした。

仕事を止めたことで、子どもとの時間が増えた

夕方から20時まで仕事をしないようにして、まず変わったのは子どもとの時間でした。

それまでは、家に帰っても仕事を持ち込んでいました。

家にはいるけれど、仕事をしている。

それでは、子どもと一緒に過ごしているとは言いにくかったと思います。

仕事を一度止める時間を決めたことで、子どもと過ごす時間を以前より確保できるようになりました。

仕事がなくなったわけではありません。

トラブルが解決したから余裕ができたわけでもありません。

仕事が残っている状態でも、家族との時間を先に確保するようにした。

ここが、以前との大きな違いでした。

自分が時間を決めると、部下も時間を意識するようになった

もう一つ、実際にやってみて気づいたことがあります。

それは、部下とのコミュニケーションです。

私が仕事をしない時間を明確にしたことで、部下の側も私の時間を意識してくれるようになりました。

「この時間までに相談しておこう」

「早めに確認しておこう」

と、私が対応できる時間を意識してコミュニケーションを取ってくれるようになったのです。

以前の私は、仕事がある限り自分が対応し続けることが責任だと思っていた部分がありました。

特にトラブルが起きていると、

「自分がやらないと」

という意識が強くなります。

でも、自分がいつでも対応できる状態にしておくことだけが、管理職としての働き方ではないと感じるようになりました。

自分が時間に区切りを作ることで、周りも時間を意識するようになる。

これは、自分の働き方を変えてみて初めて気づいたことでした。

今は、忙しくても睡眠時間を削らない

もう一つ、当時から大きく変えたことがあります。

それが睡眠です。

以前は、家のことを済ませたあとに仕事を再開し、深夜2時まで働いていました。

「今日中にやらなければ」

と思うと、睡眠時間を削って仕事をしてしまいます。

でも、今は仕事が忙しくても、睡眠時間はできるだけ削らないようにしています。

どうしても仕事をする必要があるなら、夜遅くまで働き続けるのではなく、一度寝る。

そして、朝早く起きて仕事をする。

夜型ではなく、朝型に変えました。

もちろん、仕事を残したまま寝ることになります。

以前の自分だったら、それが気になって仕事を続けていたと思います。

でも、仕事を全部終わらせてから寝ようとすると、突発的なトラブルが続いている時期には、睡眠時間はいくらでも短くなってしまいます。

だから今は、

「仕事が残っているか」ではなく、「もう寝る時間か」で仕事を止める。

という考え方を大切にしています。

本当に忙しいときほど、休む時間は自然には生まれない

仕事に余裕があるときは、休むことはそれほど難しくありません。

難しいのは、本当に忙しいときです。

「今は忙しいから」

「このトラブルが終わるまで」

「今日だけは仕方がない」

そう考えると、休む時間はどんどん後ろに追いやられていきます。

私自身、そうやって深夜2時まで働き、土日も仕事をしていました。

それでも体が動いていたので、「まだ大丈夫」だと思っていました。

でも実際には、仕事中に焦り、部下に優しくできなくなり、家族との雰囲気まで悪くなっていました。

だから今は、忙しいときほど、

「どれだけ仕事をするか」だけではなく、「どの時間は仕事をしないか」

も決めるようにしています。

私の場合、それが夕方から20時までの家族との時間であり、睡眠時間です。

休む時間を決めることは、仕事を諦めることではなかった

以前の私は、忙しいときに休むことに対して、どこか抵抗があったのだと思います。

仕事が残っているのに休んでいいのか。

トラブルが起きているのに家族と過ごしていていいのか。

管理職なのだから、自分が対応しなければいけないのではないか。

でも、実際に休む時間を決めてみて感じたのは、休む時間を作ることと、仕事に責任を持つことは両立できるということでした。

夕方から20時までは家族と過ごす。

必要な仕事があれば、その後に対応する。

夜は睡眠時間を削らず、必要なら朝早く起きて仕事をする。

そして、自分が対応できる時間を明確にすることで、部下も時間を意識してコミュニケーションを取ってくれるようになりました。

仕事を放り出したわけではありません。

仕事を続けるために、仕事をしない時間も決めるようになった。

今はそう考えています。

まとめ|仕事が終わったら休むのではなく、休む時間が来たら仕事を止める

私は以前、朝9時から20時まで働き、家に帰って家のことを済ませてから深夜2時まで仕事をしていました。

土日も、それぞれ4時間ほど働いていました。

複数の突発的なトラブルが重なり、自分が対応しなければならない状況だったからです。

体力には自信がありました。

それでも、体より先に心の余裕がなくなりました。

仕事中に焦る。

部下に優しくできない。

家に仕事を持ち込み、家族との雰囲気まで悪くなる。

この経験から、私は「まだ働けるかどうか」だけで自分の状態を判断しないようになりました。

そして、仕事が終わるのを待って休むのではなく、先に仕事をしない時間を決めるようになりました。

夕方から20時までは家族を最優先にする。

睡眠時間は削らない。

必要なら夜遅くまで働くのではなく、朝早く起きて仕事をする。

今でも仕事が忙しくなることはあります。

突発的なトラブルが起きることもあります。

それでも、大切にしているのは、

仕事が終わったから休むのではなく、休む時間が来たから仕事を止める。

という考え方です。

忙しいときほど、休む時間は自然には生まれません。

だからこそ、自分で先に決めておく。

深夜2時まで働いていた経験から、今はそう考えています。

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