20代の頃は、健康についてそこまで深く考えていませんでした。
多少疲れていても仕事はできるし、少しくらい生活が乱れても大丈夫。
そんな感覚がどこかにあったと思います。
そんな私が健康について真剣に考えるようになったきっかけが、健康診断で「脂肪肝」と言われたことでした。
振り返ってみると、思い当たることはいくつもありました。
飲み会が多い。
仕事の合間に間食する。
甘いものもよく食べる。
営業職なので仕事中に歩くことは多かったものの、それ以外で積極的に運動していたわけでもありません。
健康診断で指摘されて初めて、
「今までと同じ生活を続けていていいのかな」
と考えるようになりました。
そして管理職になってから、健康管理に対する考え方はさらに変わりました。
自分の体調だけではありません。
一人の体調不良が、チーム全体の仕事にも影響することを実際に経験したからです。
この記事では、健康診断で脂肪肝を指摘された私が生活の中で変えたことと、管理職になって気づいた「仕事と健康」について書いてみます。
健康診断で脂肪肝と言われて、初めて自分の生活を振り返った
健康診断で脂肪肝と言われたとき、それまでの生活を振り返ってみました。
すると、「これは見直した方がいいかもしれない」と思うことがいくつもありました。
特に気になったのが、飲み会、間食、甘いものです。
一つひとつを見ると、それほど大きな問題だとは考えていませんでした。
間食を一回したからといって、何かが大きく変わるわけではありません。
甘いものも同じです。
ただ、それが日々の習慣になっていました。
健康診断で指摘されるまでは、「健康に気をつけた方がいい」と思っていても、どこか他人事だったのだと思います。
実際に自分の体について指摘されて、ようやく生活習慣を見直すようになりました。
特別な健康法ではなく、毎日の習慣を少し変えた
脂肪肝を指摘されたからといって、生活をすべて変えたわけではありません。
私がまず変えたのは、毎日の食事でした。
それまでの朝食は糖質が中心でしたが、食物繊維を意識した内容に変えました。
そして、何となく食べていた間食もやめました。
睡眠についても意識するようになり、できるだけ0時前には寝るようにしています。
一方、運動については新しく何かを始めたわけではありません。
私は営業職ということもあり、もともと仕事で1日1万歩ほど歩いていました。
そのため、歩く習慣はそのまま継続しています。
さらに、自分の状態を感覚だけで判断しないよう、体組成計も購入しました。
生活を見直してから、体重も減りました。
もちろん、何か一つの行動によって体重が減ったと断定するつもりはありません。
ただ、自分にとって大きかったのは、健康診断をきっかけに「健康を意識するだけ」から「実際に生活を変える」へ移れたことでした。
管理職になって、健康は自分だけの問題ではないと気づいた
そして管理職になってから、健康に対する考え方がもう一度変わりました。
それまでは健康管理というと、
「自分が元気に働くために必要なもの」
という意識が強かったと思います。
しかし、管理職としてチームを見るようになり、健康はチームで仕事を続けていくうえでも大切だと感じるようになりました。
きっかけになったのが、メンバーの体調不良です。
体調不良になったメンバーをサポートするため、私自身もその仕事のリカバリーに入ることになりました。
そこで想像以上に大変だったのが、そのメンバーが担当していた仕事を一から把握することでした。
普段からチームの状況は見ています。
それでも、それぞれが担当している仕事の細かい部分まで、すべて把握しているわけではありません。
どこまで進んでいるのか。
誰と調整しているのか。
次に何をしなければならないのか。
一つずつ確認しながら、仕事を引き継いでいく必要がありました。
一人をサポートすると、他のメンバーへのサポートが薄くなる
さらに難しかったのが、チーム全体への影響です。
体調不良になったメンバーをサポートすることは当然必要です。
しかし、管理職である私がそのリカバリーに多くの時間を使うと、今度は他のメンバーへのサポートに使える時間が減ってしまいます。
普段であれば相談に乗ったり、進捗を確認したりできる時間を、リカバリー対応に使うことになります。
そこで初めて、
「一人の体調不良は、一人だけの問題ではないんだ」
と実感しました。
もちろん、どれだけ健康に気をつけていても体調を崩すことはあります。
病気や体調不良を、本人の努力だけですべて防げるわけでもありません。
だからこそ、体調を崩した人を責めるのではなく、困ったときにはチームでフォローできる状態を作っておくことも管理職の役割だと思っています。
同時に、自分自身も含めて、無理をすることを前提に働かないことが大切だと考えるようになりました。
30代になって「働き続けられる状態」を意識するようになった
20代の頃の私は、仕事で成果を出すことに意識が向きがちでした。
多少無理をしても頑張る。
忙しいときは、健康について考える優先順位も下がる。
でも、健康診断で脂肪肝を指摘され、自分の生活を見直すことになりました。
さらに管理職になり、メンバーの体調不良によるリカバリーも経験しました。
この2つを経験して思うのは、仕事で成果を出すことと、健康管理は別々のものではないということです。
短期間であれば、多少無理をして仕事をすることもできるかもしれません。
でも、30代、40代と仕事を続けていくのであれば、「今日頑張れるか」だけではなく、この働き方を続けられるかという視点も必要だと思います。
私自身も、特別な健康法を実践しているわけではありません。
朝食を見直す。
間食をやめる。
0時前に寝る。
普段から歩く。
体組成計で自分の状態を見る。
やっているのは、そんな小さなことです。
それでも、健康について考えるようになる前と比べると、自分の生活に対する意識は変わりました。
まとめ|健康管理も、長く働くための仕事の一つ
健康診断で脂肪肝と言われたことをきっかけに、私は健康管理を意識するようになりました。
そして管理職になり、メンバーの体調不良をフォローする経験をしたことで、健康は自分だけの問題ではないと感じるようになりました。
健康管理をしていれば、体調不良をすべて防げるわけではありません。
それでも、自分自身が長く働くためにも、チームとして継続的に仕事をしていくためにも、日頃から自分の体調に目を向けることは大切だと思っています。
20代の頃は、仕事で成果を出すために「何をするか」ばかり考えていました。
30代になった今は、それに加えて、
「仕事を続けられる状態をどうつくるか」
も考えるようになりました。
仕事、家族、自分のやりたいこと。
どれも続けていくためには、まず自分自身が元気でいる必要があります。
健康管理も、長く働いていくために必要な仕事の一つ。
健康診断で指摘を受けた経験と、管理職としてチームを見るようになった経験から、今はそう考えています。
