共働きで仕事と家族をどう両立する?妻に「見えない家事の負担が増えた」と言われて変えたこと

共働きで子育てをしていると、仕事と家族の両立は簡単ではありません。

私自身、IT企業で働きながら、2人の子どもを育てています。

管理職になってからは、自分の仕事だけではなく、部下やチームのトラブルに対応することも増えました。

自分ではコントロールできない仕事が増え、

「今日は早く帰ろう」

と思っていても、予定通りにいかないことがあります。

そんな時期に、妻から言われた言葉があります。

「見えない家事の負担が増えている」

当時の私は、家事をまったくやっていなかったわけではありません。

自分なりに家のこともやっているつもりでした。

それでも、妻から見ると負担は増えていた。

最初は正直、

「自分だって仕事の負担が増えているんだから、ある程度は仕方がない」

と思いました。

でも、

仕事と家族のどちらが自分にとって大事なのか。

そう考えたとき、私の答えは家族でした。

それなら、家族に「仕事だから仕方がない」と我慢してもらうのではなく、自分の仕事の仕方を変える必要がある。

そう考えるようになりました。

この記事では、共働きで2人の子どもを育てる中で、私が仕事と家族の両立について考え直した経験を書きます。

今でも完璧にできているわけではありません。

だからこそ、同じように仕事と家庭の間で悩んでいる方に、一つの実例として読んでもらえればと思います。

目次

管理職になって「自分ではコントロールできない仕事」が増えた

管理職になる前と後で大きく変わったことの一つが、自分だけではコントロールできない仕事が増えたことです。

自分の仕事だけなら、

「今日はここまでやろう」

「これは明日に回そう」

とある程度調整できます。

しかし、管理職になるとそうはいきません。

部下やチームでトラブルが起きれば、予定していなくても対応しなければならないことがあります。

自分の仕事が順調でも、突然予定が変わる。

そういうことが増えました。

当然、私自身の仕事に対する負担感も増えていきました。

そして、その影響は仕事だけでは終わりませんでした。

帰る時間が遅くなれば、家庭で私ができることは減ります。

私ができなかったことは、誰かがやらなければなりません。

その役割を担っていたのが妻でした。

妻から言われた「見えない家事の負担が増えている」

当時の私は、

「自分も家事をやっている」

という感覚を持っていました。

でも、妻から言われたのが、

「見えない家事の負担が増えている」

ということでした。

最初は、目に見える家事のことばかり考えていました。

でも、家事は実際に手を動かしている時間だけではありません。

たとえば夕食です。

夕食を作る前には、

「今日は何を作るのか」

を考えなければなりません。

何を作るか決めたら、

「そのために何を買うのか」

も考える必要があります。

子どものことも同じです。

子どもにはそれぞれ予定があります。

いつ何があるのかを把握して、家族の予定を調整する必要があります。

こうしたことは、食器洗いや掃除のように「やったこと」が目に見えにくい。

でも、誰かが考え続けなければ家庭は回りません。

私は目に見える家事をすることで、

「自分も家事をやっている」

と思っていました。

一方で、その裏側で妻が、

子どもの予定を管理する。
夕食を考える。
必要なものを考えて買う。

といったことを担っていました。

仕事が忙しくなったことで、家事そのものだけでなく、「家庭を回すために考える負担」まで妻に偏っていたのだと思います。

正直、「自分だって仕事が大変なんだから仕方ない」と思った

妻からそう言われたとき、最初から素直に、

「その通りだ」

と思えたわけではありません。

正直に言えば、

「自分だって仕事の負担が増えているんだから、ある程度は仕方がない」

と思いました。

管理職になり、自分ではコントロールできないトラブルが増えていました。

自分も楽をしているわけではありません。

仕事で余裕がなくなっている中で、家庭でも「もっとやってほしい」と言われる。

当時は、そう感じた部分もありました。

でも、一度考えてみました。

仕事と家族のどちらが、自分にとって大切なのか。

私にとっては、家族でした。

もちろん仕事も大切です。

管理職としての責任もあります。

でも、仕事と家族のどちらかを優先しなければならない場面で、自分が大切にしたいのは家族です。

そう考えると、

「仕事が忙しいから家庭の負担が増えるのは仕方がない」

という考え方に違和感を持つようになりました。

家族の方が大切だと思っているのに、仕事の都合によって家族に負担をかけ続ける。

それなら、家庭に我慢してもらう前に、自分の仕事の仕方を変えられないか考えるべきではないか。

そこから、仕事の使い方を見直すようになりました。

「自分が出る必要のない会議」には出ないようにした

最初に見直したことの一つが、会議です。

管理職になると、さまざまな会議があります。

もちろん、自分が出なければならない会議もあります。

一方で、

「本当に自分が出る必要があるのか」

と考えると、必ずしもそうではない会議もありました。

そこで、自分が出る必要のない会議には出ないようにしました。

仕事を減らしたいからではありません。

自分がやるべき仕事に集中するためです。

そして実際にやってみると、思っていなかった変化もありました。

私が会議に出なくなったら、部下が能動的に動くようになった

自分が会議に出ないようにしたことで、部下が以前より能動的に仕事をするようになりました。

上司である私が会議にいれば、どうしても私が判断したり、話を進めたりする場面が出てきます。

でも、私がいなければ、部下自身が考えて仕事を進める必要があります。

結果として、私がすべての仕事に関わらなくても、チームとして進められることが増えていきました。

私自身にも変化がありました。

会議に使っていた時間を、自分が本当にやるべき作業に使えるようになったことで、仕事に集中しやすくなりました。

その結果、以前よりも早く帰りやすくなりました。

家族との時間を作るために仕事の仕方を変えたことが、結果的には部下が自分で考えて動くことにもつながった。

管理職になったからこそ、

「すべての仕事に自分が関わることが責任ではない」

と考えるようになりました。

見えない家事は、今でも十分にできていない

ここまで書くと、

「仕事の仕方を変えて、家事も夫婦でうまく分担できるようになった」

という話に見えるかもしれません。

でも、実際はそうではありません。

妻から指摘された「見えない家事」を、今では私も十分にできているかというと、できていません。

子どもの予定を管理する。

夕食を考える。

何を買う必要があるのか考える。

こうした部分は、今でも妻に頼ってしまっているところがあります。

だから、

「夫婦で家事を完全に半分ずつできています」

とは言えません。

その代わり、私が今意識しているのは、自分にできる「見える家事」は、できるだけやることです。

食器洗い、風呂掃除、ゴミ出し、掃除 できる家事は自分でやる

私が普段やっているのは、

食器洗い、風呂掃除、ゴミ出し、掃除などです。

特に土日は、できるだけ家族が起きる前に家事を終わらせるようにしています。

家族が起きてから掃除を始めれば、その時間は家事の時間になります。

それなら、みんなが寝ているうちに終わらせてしまう。

そうすれば、家族が起きてから一緒に過ごせる時間も作れます。

もちろん、

「自分はこれだけ家事をやっている」

と主張したいわけではありません。

見えない家事については、妻に頼っている部分が今でもあります。

だからこそ、

自分に見えていて、自分でできる家事まで「仕事が忙しいから」と任せない。

それは意識するようにしています。

子育ても「時間があったらやる」だけにしない

子育てについても同じです。

わが家では中学受験も経験しています。

塾に通うようになると、子ども本人が勉強するだけではなく、親が動かなければならない時間も増えます。

私は、土日の塾の送り迎えをするようにしています。

また、夜は子どもの寝かしつけもします。

一つひとつは小さなことかもしれません。

でも、

「時間があったら手伝う」

だけにしてしまうと、仕事が忙しい時期ほど家庭のことをやらなくなってしまいます。

仕事は、放っておいても予定に入ってきます。

一方、家庭のことは、自分から時間を取ろうとしなければ仕事に押されてしまう。

管理職になって仕事が忙しくなったからこそ、家庭でも自分がやることを持つようにしています。

仕事と家族の両立は「50対50」にすることではないと思う

以前の私は、家事をどれだけやったかという「量」で考えていた部分がありました。

でも、妻から「見えない家事の負担が増えている」と言われて、それだけでは測れないことに気づきました。

同じ家事でも、負担の感じ方は違います。

仕事の状況も日によって変わります。

子どもの予定も変わります。

だから、毎日すべてをきれいに50対50にすることは、わが家では現実的ではありません。

今の私は、

「自分はこれだけやったから半分」

と考えるより、

「今、相手に負担が偏っていないか」

を考える方が大切なのだと思っています。

そして偏っていると感じたら、自分にできることを増やす。

家庭の負担が仕事のせいで増えているなら、家庭だけで解決しようとするのではなく、仕事の仕方も見直す。

それが、今の私なりの「両立」です。

今でも、仕事と家族を完璧に両立できているわけではない

この記事で一番伝えたいのは、何か特別な方法を使えば、仕事と家族を完璧に両立できるということではありません。

私自身、今でもできていないことがあります。

見えない家事は妻に頼っている部分があります。

管理職として働いていれば、突然のトラブルが起きることもあります。

予定通りに帰れない日もあります。

それでも、以前と変わったことがあります。

それは、

「仕事だから仕方がない」で終わらせないことです。

仕事の負担が増えれば、家庭への負担も増えることがあります。

そのとき、

「仕事なんだから家族に理解してもらうしかない」

と考えるのではなく、

「自分の仕事の仕方で変えられるところはないか」

と考える。

私の場合は、自分が出なくてもいい会議には出ないようにしました。

その結果、部下が能動的に動くようになり、自分も仕事に集中でき、以前より早く帰りやすくなりました。

家庭では、できる家事をする。

土日は家族が起きる前に掃除などを終わらせる。

塾の送り迎えや寝かしつけもする。

小さなことですが、今はそうやって仕事と家庭のバランスを取っています。

まとめ|家族が大事なら、家族に我慢してもらう前に仕事を見直す

妻から、

「見えない家事の負担が増えている」

と言われたとき、私は最初、

「自分だって仕事が大変なんだから仕方がない」

と思いました。

でも、仕事と家族のどちらが大切なのかと考えたとき、私の答えは家族でした。

それなら、家族に我慢してもらうことを前提にするのではなく、まず自分が変えられることを考える。

私の場合、それは家事を増やすことだけではありませんでした。

仕事の仕方そのものを見直すことも、仕事と家族を両立するために必要でした。

もちろん、今でも完璧ではありません。

見えない家事を十分にできていない部分もあります。

それでも、自分ができる家事や育児をする。

そして、家庭の時間を守れるように仕事をコントロールする。

共働きで仕事と子育てをしていると、毎日きれいにバランスを取ることは難しいと思います。

だから私は、完璧な両立を目指すよりも、

「自分にとって大切なものは何か。そのために今、何を変えられるか」

を考え続けることの方が大切だと思っています。

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